予防歯科

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■予防歯科

「痛くなったら治療する」のではなく「予防のため」
今まで歯科医院は、虫歯や歯周病が悪化してから行くものでしたが、虫歯になってから歯を失ってからでは手遅れです。また、歯周病で溶けた顎の骨は元には戻りません。そのため最近では歯が悪くならないように、治療する前に予防するために歯医者にかかるのがベターなのです。
世界で一番予防が進んでいるスウェーデンでは歯科の定期検診受診率が大人で80%以上あり、子供にいたっては100%近くが定期検診を受けています。他の先進諸国でも70%ほどの受診率が一般的になってきました。
これに対し、日本では定期検診受診率が10%以下なのです。これでは虫歯や、歯周病が悪化してしまうのも当然といえます。
予防歯科では、虫歯リスクテストや精密レントゲン撮影などから、口腔内の状態を患者様ご本人に理解して頂き、患者様に合わせて虫歯予防・歯周病予防の為の定期的な口腔内クリーニングを提案・実施していきます。
また、歯磨きや食生活の指導、唾液やかみ合わせの検査などを行います。

■定期健診・メンテナンスについて

定期健診の期間や内容は、患者様の口腔状態によって異なります。
通常は、1ヶ月に1回、3ヶ月に1回、6ヶ月に1回、1年に1回のサイクルでお越しいただいております 。
メンテナンスでは、歯周検査、ブラッシングの確認、歯石除去・歯のクリーニング(PMTC)などを行います。
普段のブラッシングでは除去できない歯の表面に付着したバイオフィルム(細菌の塊)・歯石をきれいに取り除き、歯周病や虫歯の発生の予防を目的としています。
場合によっては、レントゲン写真撮影、かみ合わせのチェック、生活習慣のアドバイスをいたします。

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは

歯科医師や歯科衛生士が、歯ブラシでは落としきれない歯と歯の間や歯周ポケットの汚れやバイオフィルム(細菌の巣)などを専用の器具や薬剤を使って除去する、お口のクリーニングのことです。

「PTMC」の効果

バイオフィルム(細菌の巣)の除去

  • 1、菌の菌力を弱める→虫歯になりにくい。
  • 2、歯周病・歯肉炎の予防になります。

きれいな歯を保つ、口臭の予防。

  • 1、歯の表面に付着した汚れを取り除くので、歯の表面がつるつるピカピカになります。
  • 2、口臭の予防にもなり、歯石もつきにくくなります。

「PMTC」の流れ

  • 1.プラーク及び歯石の徹底的な除去
  • 2.ステイン(着色・ヤニ)除去
  • 3.研磨
  • 4.フッ素塗布(フッ素により歯を強くすることで、虫歯を予防します)
  • 5.ホームケアの指導

■フッ素塗布について

フッ素の効果

1、歯質を強化し、虫歯になりにくい歯にする
2、むし歯になりかけた部分の再石灰化を促進する
3、抗菌作用や抗酸化作用により、虫歯菌の活動を抑制する

フッ素塗布の時期

フッ素は歯の生えた直後に塗るのが効果的ですので、歯が生えそろった1歳ごろから
歯の萌出の終わる12歳ごろまで、4〜6ヶ月おきに塗布していただくのが有効です。

<注意>
フッ素塗布はあくまでも予防処置ですので、フッ素塗布を行ったからといって、必ず虫歯にはならないというわけではありません。
ご家庭では、保護者のみなさんで仕上げ磨きを行い、食べたら磨く習慣をつけ、食生活の環境を改善していかれて下さい。